木材の乾燥


木にまつわるあれこれをとりとめなく書き留めていくブログです。

不定期更新ですが、お時間つぶしにご覧いただければ幸いです。

 

 

今回は、『木材の乾燥』についてです。

木は、切ったそのままの状態では水分が多く、使い勝手が悪いものです。

ですが、木は乾燥させることによって、性能が向上します。

そのメリットを3つまとめてみました。

 

1.強度の向上

乾燥させることにより曲げ強度が向上し、「折れにくい」「たわみにくい」木材になります。

乾燥により干割れが生じますが、一般に干割れすることによる強度の低下はないと言われています。

宮崎県工業試験場の研究では、「割れていない木よりも、割れてる木の方が物理的に強い傾向にある。」

という研究結果も示されています。『木材工業 Vol.51,No.11』

 

2.耐朽性・耐蟻性の向上

木材は乾燥させることにより、腐りにくく、シロアリにも強い材料になります。

一般に、木材の含水率が繊維飽和点よりも低い場合、木材腐朽菌による被害は発生しない

と言われています。

 

3.寸法安定性が向上

ある程度乾燥した木材は、温度や湿度などの環境変化による寸法変化が少なくなります。

寸法の安定性が向上することにより、建具の建て付け、壁紙のシワや隙間などの不具合が

発生しにくくなり、気密性が向上するとともに、熱伝導率が減少することで保温性も向上します。

 

 

 

ここまで、『木材の乾燥』について投稿してみました。

いかがだったでしょうか?

木材一つを乾燥させるだけでこんなにもメリットができると思うと、

「とても幅広い材料だな。」と、改めて感じさせられます。

 

最後までご高覧いただきましてありがとうございました。

(次回の更新は未定です)